バスフィッシング

冬のバス釣り⑤ – 真冬のブラックバスの餌や捕食活動について

冬はブラックバスにとっても非常に厳しい季節です。
実際にほとんど餌を食べないことから非常に口を使わせるには苦労をする時期になります。

そこで本記事では、真冬のブラックバスの餌や捕食活動について解説します。

真冬のバスはどこにいる?

まず、真冬にブラックバスはどのポイントにいることが多いのでしょうか?
極端に言えば…

  • 深場(ディープ)
  • 浅場(シャロー)

…のどちらにもいるケースがありますが、それぞれどのような理由からかを下記に解説します。

深場(ディープ)

冬の季節では、比較的風の影響を受けにくく、水温が安定しやすい深場にバスが溜まっていることが多いようです。
バスに限らず魚類などの変温動物は急激な温度変化をあまり好まない…という習性も理由として挙げられます。

浅場(シャロー)

逆に浅場(シャロー)の場合は冬場でもポイントによっては比較的水温が温まりやすい場合があります。
バスの中でも水温変化に強い大型のものはシャローにいる…ということもあるようです。

ただ、この場合は…

  • 数日比較的暖かい日が続いた場合
  • 風の影響を受けにくい浅場

…といった条件下のポイントに限られるのかもしれません。

真冬のバスの捕食について

「冬のバスは捕食しない」…というのが定説ですが、その理由として…


魚類は冬場に捕食をすると消化不良を起こしやすいから

…と考えられています。

水温が下がると同時にバス自身の体温も下がることで、著しく代謝が落ちてしまい、胃の消化活動も落ちていきます。
そんな時期に大きなベイトを捕食してしまっては、消化する前に胃の中で腐敗を起こしてしまい明らかに体に不利な状況になってしまう…ということです。

だからこそ、深場でじっと無駄な体力を使わないようにして冬が過ぎるのを待っているのでしょうね。

真冬のバスは甲殻類を食べる?

ただ、その捕食活動についてですが…昭和55年に行われた『芦ノ湖におけるブラックバス、マス類の資源生態的研究』の報告書では、どうやら2月のバスの胃の内容物から多くの甲殻類が検出された…とあります。

ただ、あくまで全体からの統計ですし、冬場のバスの捕食数としては夏場に比べると極端に低いこと明確です。

考察

2月に限って甲殻類の捕食率が上がったことについて諸説ありますが、考えられるに芦ノ湖のような堰止湖は山の中にある巨大な湖でもあるので、アクセスしやすい野池よりも…

  • 水温低下が激しいこと
  • 深場が多いこと

…があげられます。

同時に甲殻類などの水生生物も豊富でしょうから、バスと同じように越冬のために深場でじっとしていることが多いと考えられます。
1月や3月に比べても最も寒さが厳しい時期…ということで少ない捕食数の中でも、最も深場で動きが遅い甲殻類を選んだ…のかもしれません。

まとめ

冬のバス釣りのセオリーとしては『ジグ』を使用したリアクションバイトがメイン…とも言われていますが、もしかしたら『クローワーム』を使用したディープ戦略も有効なのかもしれませんね!

参考文献:温水性魚食魚の資源生態学的研究(芦ノ湖におけるブラックバス,マス類の資源生態学的研究-II)

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